2026年夏、キャンプシップアカデミーの夏プログラムのトップバッターを飾ったのは、伊豆諸島・式根島での3泊4日。昨年に続き2回目の開催となった今年は、ありがたいことに夏のプログラムの中で最も早く満員となりました。参加したのは小学2年生から6年生までの34名が、島をまるごと遊び場にした4日間を過ごしました。

7月19日の夜、竹芝客船ターミナルに集合。お風呂を済ませて集まった参加者たちは、夜の港というふだんとは違う雰囲気に少しドキドキした様子。出航までのアイスブレイクで班のお友だちやリーダーと顔を合わせるうちに、少しずつ笑顔が増えていきました。
いよいよ式根島行きの夜行船に乗り込みます。船から眺める東京の夜景はキラキラと輝いていて、参加者のみんなもしばらく見入っていました。夜のうちに海を渡るという特別な体験に、なかなか寝付けない参加者も。船の上で過ごす夜から、島での冒険が始まりました。

2日目の朝は、船の上で迎えました。目の前に広がる朝の海を眺めながらの朝ごはんは、この日だけの特別な時間。青く澄んだ海を見て、「もうすぐ島に着く!」というワクワクがどんどん高まっていきます。

式根島に到着した後は、レンタサイクルを借りて島での移動がスタートします。このプログラムでは、島の中の移動はすべて自転車。まずは出発前に、自転車の乗り方や交通ルールを確認しながら、みんなで少し練習してから島へと繰り出しました。移動中もリーダーが前後につき、一人ひとりの様子を確認しながら、安全第一で進みます。ふだんあまり自転車に乗らない参加者もいましたが、リーダーやお友だちに声をかけてもらいながら、一生懸命ペダルをこいでいました。最初は少し不安そうだった子も、日を追うごとにどんどん上達。島での移動そのものも、一つの挑戦であり、成長を感じられる時間となりました。

最初に向かったのは中の浦海水浴場。お昼ごはんでしっかりエネルギーを補給したあとは、シュノーケリングや海水浴、タイドプール遊びを楽しみました。バディを組んで海に入り、水の中をのぞき込むと、透き通った海に色とりどりの魚たち。岩場のタイドプールでは、小さな生き物を見つけては見せ合う姿があちこちで見られました。

夕方は宿に戻ってお風呂と夕ごはん。今年は2つの宿に分かれて宿泊し、それぞれの宿で用意していただいた島ならではの食事をみんなで囲みました。
3日目の午前中は、キャンプシップのサマーキャンプの醍醐味の一つ、選択活動。島探検、磯釣り&ウミガメ探し、石白川海水浴場での水遊びの中から、自分の「やりたい」を選んで参加しました。

お昼前には、全員でワイドゲームに挑戦。勝つためには、班のメンバー同士で作戦を話し合い、声をかけ合いながら動くことが欠かせません。学年の違うメンバーが意見を出し合い、ひとつのチームとしてまとまっていく姿から、この数日で育まれた協調性とチーム力を感じました。

午後は泊海水浴場へ。入り江に囲まれた穏やかな海で、参加者に大人気だったのが飛び込み。一度飛び込むと楽しさがやみつきになり、何度も何度も挑戦する参加者の姿が見られました。お友だちが飛び込むたびに、岸からは大きな応援の声が響いていました。

たっぷり海で遊んだあとは、自転車で海中温泉へ。海を目の前にしながら温泉につかるという、式根島ならではの贅沢な時間で体を休めました。

夜はキャンプシップパーティー。一緒に過ごした仲間と最後の夜を楽しむ時間です。この日のメインイベントはスイカ割り!目隠しをした参加者に、みんなが「右!」「もうちょっと前!」と声をかけ、見事にスイカが割れた瞬間は会場が大盛り上がり。割れたスイカをみんなで分け合って味わいました。
いよいよ最終日。宿をチェックアウトしたあとは、最後の選択活動です。島探検、カニ釣り、式根島内全ての海水浴場を回る3つのチームに分かれました。
カニ釣りでは、コツをつかんだ参加者が次々とカニを釣り上げ、「また釣れた!」と大はしゃぎ。4つの海水浴場をめぐるコースでは、自転車で島を走り回りながら、場所ごとに違う海の表情を楽しみました。4日間で自転車にもすっかり慣れ、島中を自分たちの足で駆け回る姿がありました。

お土産選びも済ませ、近くの公園で最後のお昼ごはん。島で過ごす最後の時間を、名残惜しくも味わいました。
午後、式根島港から東京へ出航。帰りの船では、4日間の思い出を話したり、お友だちやリーダーと最後の時間を楽しんだりと、それぞれの時間を過ごしました。
夜の船で海を渡り、自転車で島を駆け回り、毎日海に飛び込んだ4日間。参加者のみんなにとって、この夏の始まりを彩るかけがえのない思い出になっていたら嬉しいです。
またキャンプシップで会おうね。