本気で上達|志賀高原スキーキャンプ 3泊4日 プログラムレポート

2026年春最初のプログラムは3月26-29日で開催した、長野県志賀高原のスキープログラム!多くの子どもたちが楽しみにしていたこの日々は「できたよ!」が増えた4日間。「聞いて!今日頂上まで滑れたんだよ!」と、嬉しそうに話しかけてくる子どもたちの表情は、自信と達成感に満ちていました。

プログラムのハイライト

1日目|長野県・志賀高原スキー場へ

今回のスキーキャンプは「本気で上達|志賀高原スキーキャンプ」。“本気で上達する”ことをテーマに、自分で目標を決め、その目標に向かって挑戦し続ける4日間です。そして、スキーの上達はもちろんですが、仲間との生活、雪の中で思い切り遊ぶ時間、夜のイベントなど、キャンプシップだからこそできる経験が詰まった4日間となりました。

 


【1日目:ドキドキのスタートと雪の世界】

早朝の集合。初参加で緊張している子、久しぶりのリーダーや友達との再会に笑顔いっぱいの子が集まります。いろいろな気持ちを抱えながら、志賀高原へ向けて出発しました。

新幹線の中では、トランプやUNO、おやつタイムを楽しみ、あっという間に長野へ到着。バスで山を登っていくと、窓の外の景色が少しずつ雪景色に変わっていき、「雪だー!!」とあちこちから歓声が上がりました。

 

 

 


快晴のゲレンデは雪の反射で眩しい!!宿に到着後は、宿での過ごし方やキャンプシップでの3つの約束、安全についての話を聞き、スキーの準備をしてゲレンデへ向かいました。



今回のキャンプでは、「本気で上達するために、自分で具体的な目標を決めること」「その目標に足りないことを考えること」を大切にしました。初日には、自分の滑りを振り返り、

・連続ターンができるようになりたい
・パラレルターンに挑戦したい
・スピードに慣れたい
・検定○級に合格したい


など、それぞれが自分なりの目標を立てました。「言われたから頑張る」ではなく、「自分で決めたから頑張る」。このキャンプの大事なテーマです。初日もしっかりと考えつつ、スキー滑走を楽しみました。



 

スキー滑走後の午後の選択活動では、スキーだけでなく雪遊びを選ぶこともできます。思い切り滑る子、雪遊びを楽しむ子、それぞれが自分でやりたいことを選びました。

営業終了後、宿の目の前に広がるゲレンデを広く使って、特別企画「ソリで一番遠くまで行けるのは誰だ選手権」を開催しました!スタート地点から一斉に滑り出し、誰が一番遠くまで滑れるかを競います。途中で止まってしまう子もいれば、予想以上に遠くまで進む子もいて、大盛り上がり。何度も挑戦する子もいました。




その後は雪合戦。全力で走って、全力で投げて、全力で逃げる。リーダーも本気です。


さらに、筋トレが大好きなリーダーと一緒に、“マッチョ雪だるま”づくりも始まりました。普通の雪だるまではなく、胸筋と腹筋がしっかりついた雪だるま。みんなで「背中も!!」「胸筋ももっと大きく!」と言いながら作った雪だるまは、今回のキャンプの名物になりそうな出来栄えでした。


【2日目:挑戦とチームワーク】

2日目からは本格的にスキー練習がスタート。レベルごとの班に分かれて、それぞれの課題に取り組みました。

初級班では、「止まる」「曲がる」といった基本動作を何度も練習。最初は怖がっていた子も、少しずつ滑れるようになり、「一人で止まれた!」「転ばずに滑れた!」という成功体験が増えていきました。

中級・上級班は、より長い距離や急な斜面に挑戦。それぞれが自分の課題と向き合いながら練習を重ねました。

 


班のみんなで声をかけ合いながらリフトに乗り、頂上へ。最初は「怖い」と言っていた子も、気づけばここまで来ることができました。頂上で見た青空と景色、そしてみんなで撮った写真は、今回のスキーでの頑張りを象徴するような時間でした。


そしてこの日の滑走終了後の雪遊びでは、雪上でCapture the Flagを行いました。これは雪の上を全力で走り回り、相手の陣地の旗を取りに行くゲームです。ただ走るだけでは勝てません。「誰が攻めるのか」「誰が守るのか」「牢屋に捕まった仲間を誰が助けに行くのか」など、チームで作戦を立てる必要があります。

「今行ける!」「守って!」「助けてー!」
雪の上には、作戦を叫ぶ声や、逃げ回る足音、笑い声が響いていました。

何度も作戦会議をして挑戦するチーム、守りを固めるチーム、全員で一気に攻めるチーム。それぞれのチームの色が出ていて、見ているこちらもとても面白い時間でした。体はクタクタのはずなのに、「もう一回やりたい!」という声が止まらないほど、大盛り上がりの時間となりました。


夜は、星空観察やミサンガ作り、UNOやトランプなどのカードゲームをして過ごしました。

初日は少し距離があった子どもたちも、この頃になると、学年や学校関係なく一緒に笑いながらカードゲームをしたり、ミサンガを教え合ったりする姿が見られるようになりました。

同じテーブルで笑っている姿、名前を呼び合っている姿、ふざけ合っている姿。「みんな仲良くなったんだな」と目に見えて分かる瞬間がたくさんあり、リーダーにとってもとても嬉しく、ほっこりする時間でした。

 


【3日目:主体性と一体感】

毎朝、少し特別な時間な時間があります。それはキャンプシップの恒例企画、その名も「ボーラベア」。朝早く起きた子だけが参加できる、ちょっと特別な時間です。

本当は、朝一番のふかふかの雪に思いっきり飛び込む…はずだったのですが、春は雪が少し硬く、雪に飛び込むのは断念。そこで急遽、みんなで遊べそうな坂を探しに行くことにしました。

外に出てみんなで歩きながら、「あの坂滑れそう!」「こっちの方が速そう!」と、朝からちょっとした探検隊のよう。するとちょうどいい急な坂を見つけ、みんなで滑り台を作ることにしました。

最初はそーっと滑っていた子どもたちも、だんだんスピードが出る滑り方を覚えてきて、気づけば「もう一回!」と大盛り上がり。朝早く起きた子だけの、特別でちょっと得した気分になれる時間でした。

普段ならまだ眠っている時間に、みんなで外に出て、笑いながら坂を滑っているこの時間は、なんだかとてもいい時間です。


 

3日目になると、生活面でも変化が見られるようになります。

・朝の準備を自分たちで進める班
・忘れ物をした子に「大丈夫?」と声をかける子
・「次はこのコース行ってみたい」と自分から挑戦する子

リーダーに言われる前に、自分たちで考えて動く場面が増えていきました。

午後は、お汁粉づくり / 雪遊び / スキー の選択活動。お汁粉づくりでは、火をつけるところからスタート。火の強さはどうするか、あんこをどのくらい入れるのか、みんなで試行錯誤しながら作りました。外で活動していた子どもたちも合流し、みんなで食べた温かいお汁粉は格別でした。


夜はお楽しみ企画「キャンプシップパーティー」が実施されますが、そのちょっと前に少し時間があり、みんなで談笑したり、手遊びゲームをしたりして過ごしました。

みんなで輪になって笑ったり、ゲームをしたり、他愛もない話をしたり。こういう何気ない時間も、キャンプの素敵な時間だなと感じる瞬間です。特別なことをしていなくても、仲間と一緒にいるだけで楽しい、そんな空気がそこにはありました。



その後のキャンプシップパーティーの企画は謎解きお宝探し」、チームで協力して問題を解き、ホテルの中を探し回り、数字の暗号を集めました。問題が解けるたびに大盛り上がりで、どのチームも最後まで諦めずに挑戦していました。

 


【4日目:自信を持って迎えた最終日】

最終日は、これまでの成果を確かめるように滑る一日となりました。

初日は不安そうにしていた子が、自分でリフトに乗り、自分でコースを滑っていく。転んでも自分で立ち上がり、また滑り出す。その姿から、この4日間で積み重ねてきた経験と自信が伝わってきました。

昼食後にはスキー検定の結果発表も行われ、多くの子どもたちが合格証を手にしました。もちろん、合格できたことも素晴らしいですが、それ以上に、目標に向かって努力した時間そのものが大きな成長だったと思います。

 

【総括:上達だけではない、大きな成長】

今回のキャンプのテーマは「本気で上達」でした。

4日間でスキー技術は確実に上達しました。しかしそれ以上に、

・自分で目標を決めること

・できないことに挑戦すること

・仲間と一緒に生活すること

・自分のことは自分でやること

・チームで協力すること

こうした経験の積み重ねが、子どもたちを大きく成長させてくれたように感じます。

スキーが上手になったことは、目に見える成長です。でも本当に大切なのは、「挑戦したらできるようになるかもしれない」という感覚を知ることだと思います。

この志賀高原での3泊4日が、子どもたちにとっての大きな自信となり、これからの挑戦のきっかけになっていたら嬉しいです。

また次のキャンプで、成長したみんなに会えることを楽しみにしています!


本気で上達|志賀高原スキーキャンプ 3泊4日 プログラムレポート