2025年夏のプログラムは、沖縄・渡嘉敷島からスタート!このプログラムは、子どもたちが飛行機とフェリーに乗り継ぎ、慶良間諸島にある渡嘉敷島の大自然の中で過ごす離島キャンプです。
が、そんな離島キャンプに予期しないことが!!というのも、近郊に発生した台風の影響により急遽予定より早く島を離れることになったのです。結果、渡嘉敷島の滞在期間は2日間だけに、、、。
と、そんな大きなスケジュールの変更があっても子どもたちはその変化を前向きに捉え、笑顔で毎日を過ごしていました。
「相手は自然。思い通りにならないこともあるのが旅!でも友達とならどんな変化も楽しめる!」
そんなことをみんなで体感出来た特別な沖縄プログラムの様子をお届けします!
<羽田空港>
集合場所の羽田空港では、プログラムが楽しみで笑顔がいっぱいだったり、長い旅に少し不安そうな顔だったり、みんないろんな表情を見せていました。初めて出会う仲間たちと、少しずつ打ち解けながら飛行機に乗り込みます。あっという間のフライトを終え、那覇空港に到着。
出発前の空港での様子
<那覇>
天候が悪く渡嘉敷島への船が欠航で急遽、那覇での一泊に。それならみんなで那覇で楽しもう!と荷物を置いて出かけた公園でキャンプシップの人気コンテンツ「Get The King」がスタート。 もちろんリーダーたちも本気で参加し、子どもたちと一緒に盛り上がりました。突然のスコールもありましたが、子どもたちは逆にテンション上昇!自然の変化を笑顔で受け止める子どもたちの姿がとても印象的でした。
Get the king は隠れた王様を見つけ出すチームスポーツ!自然とチームの結束力が生まれ、仲も深まっていきます。
<沖縄料理>
夜は沖縄料理のレストランへ。 「ゴーヤ苦手…」と言っていた子も、本場のゴーヤチャンプルーなら食べられました。本物の味に出会えた瞬間!沖縄そばはみんな大好き!おかわり連発の夜でした。
<渡嘉敷島へ>
翌日、船で渡嘉敷島へ。 初めてのフェリーに興奮気味の子どもたち。窓から見える青く透き通った海に目を輝かせていました。リーダーたちも大はしゃぎ!この海に入る瞬間が待ち遠しい!このまま船から海に飛び込みたいのを必死に我慢しました。
<とかしくビーチへ>
島に到着後はすぐにビーチに移動! 最高の天気の中、子どもたちはそれぞれマリンアクティビティを楽しみました。 シュノーケルでは、目の前に広がるサンゴや、泳ぐ魚たちにも出会えました。 非日常の海の世界に、どっぷりと浸かる時間。突き抜ける青空。渡嘉敷島まで足を運んだからこそ見える慶良間ブルーの青い海!
自然と笑顔が溢れるこどもたち
<スイカ割り大会>
宿舎に戻ってからは子どもたち vs リーダーでスイカ割り大会! が、棒を手にしたものの、なかなかスイカに当たらず。何度もチャレンジしていくうちに、仲間が声を掛け合い、少しずつ協力していく姿が見られました。 「もっと右!」「そこそこ!」と、スイカまでの道を必死に伝える声が宿舎に響き渡り、自然と笑顔が広がっていきました。 勝負の結果は、子どもたちの勝利!割れたスイカをみんなで美味しくいただきました。
高台の宿舎から見れる景色。遠くに海が見える。
<台風で島を離れる>
こんな楽しい時間を過ごしていた最中でしたが、近郊で台風が複数勃発、、予定していた帰りのフェリーが欠航となる予定とフェリー会社から連絡があり、とても残念でしたが、急遽予定を早めて島を離れることに。。
子供たちに予定変更を伝えた際の最初のリアクションは『えー』というがっかりした声。でも次第に、『また那覇でやれる楽しいことをしよう!逆に楽しんじゃえ!』という声が増えてきて、気持ちを取り戻し、最後は笑顔で渡嘉敷島を離れました。
<マンゴーのお出迎え>
台風の影響で残念ながら那覇に戻ってきてからは、子供達のやりたいをしようと、貝殻探しやミサンガ作り、公園遊びなどに選択活動を楽しみました。 貝殻探しの班では、シーグラスを見つけては歓声!それぞれが自由に海辺を楽しんでいました。
色々な活動をしましたが、盛り上がったことの一つは沖縄名物のマンゴー丸かじり!実は沖縄現地参加の子どもの保護者の方が、那覇に帰ってきた子どもたちにエールをとご好意で持ってきてくれました!これが目が飛び出るほど美味しい!子供達もびっくり&嬉しいマンゴータイムを楽しみました(その後アイスクリームの差し入れを別の保護者からも頂いたりとたくさんのお気持ちを頂戴しました!)
しっかり熟したマンゴー
まるかじり!
<美ら海水族館>
沖縄近郊で発生した台風の影響で那覇の滞在日が増えたので、それならみんなで那覇を楽しもう!と急遽バスで向かったの美ら海水族館!
最初に観たのはイルカショー。 圧巻のイルカのジャンプ!に子供も大盛り上がりでしたが、実は何より盛り上がったのはスプラッシュゾーンタイム!濡れたい子たちは、わざわざ“スプラッシュゾーン”と呼ばれるイルカの水槽の目の前の席へ行き、イルカジャンプで水槽から溢れた水をシャワーの様に全身で浴びます。 当然、全身びちょびちょ。服着てお風呂入ったのかな?くらいに濡れます。そしてここまで目一杯濡れると子供は笑っちゃう。その笑顔に思わずこちらも笑顔に。たくさんの笑顔を生み出してくれたイルカショー、気づけばリーダーもびしょ濡れでした、、、
美ら海水族館といえばジンベイザメ。 その圧倒的な大きさにしばらく足を止めて見入っていました。
<最終日の国際通り>
最終日の那覇の滞在では、国際通りで班ごとにお土産タイム&自分たちで行きたい店を決めての昼食タイム!リーダーと話し合いながら、仲良くなった班のメンバーと相談して合議で場所を決める。自分たちで選ぶから、美味しい!子どもたちにとっては貴重な経験です。沖縄そばを選ぶグループや、地元の有名なハンバーガーショップを選ぶ班様々!満足の国際通り!
<終わりのとき>
親元を離れて過ごした5日間。楽しいこと、不安なこと、思いがけない出来事…。 そのすべてを受け止めながら、前向きに、そして柔軟に過ごした子どもたち。帰りの飛行機では、「帰りたくない」と涙する子の姿もありました。
キャンプシップ史上、一番予定変更が多かった旅。結果として、子供達は大自然を体感し、変化を楽しむスキルを身につけた気がします。
この5日間が、子どもたちにとって忘れられない成長体験となっていたのであれば嬉しいです。また、キャンプシップで会おうね!