沖縄 渡嘉敷島 ケラマブルーの 海で過ごす5日間

キャンプシップアカデミー初の飛行機プログラム。羽田空港の集合場所では飛行機にワクワクした表情や逆にドキドキで不安そうな表情も見られ、過去1番様々な表情でスタートしました。

早速班に分かれ、お互いの自己紹介をし、飛行機に乗り込みました。飛行機の中ではお菓子交換や、いただいたジュースを飲んだり、おしゃべりしたりと3時間弱のフライトがあっという間でした。

到着後はバスに乗り換え、DMMかりゆし水族館へ。ここでも班ごとに分かれ思い思いの楽しみ方で館内を回りました。参加者の子どもたちのお気に入りは靴を脱いで水槽の上に乗れるエリア。少し怖いと感じた子もいましたが、テンション高めで、楽しみました。その後船で渡嘉敷島に向かう予定が、天候が悪く欠航に。1日目は急遽那覇で過ごすことになりました。そんな中でも子どもたちは、出会ったばかりの友だちたちと話し合い、自分たちで遊びを考えて楽しんでいました。

男の子たちは近くの公園でサッカーと野球をしていると、そこに現れた地元の小学生たちに声をかけ、一緒に遊ぶことに。こうした経験も旅ならでは、ハプニングが起きた中でもこうして逞しく過ごす姿に感動しました。


2日目は待ちに待った渡嘉敷島へ!天候も良く、船ではデッキに出て海を眺めることができました。

渡嘉敷島到着後はもちろん海へ!待ちに待った慶良間ブルーの海を前にみんなの気持ちも高まる一方でした。前日の雨でこの日はの透明度はまだまだ低いという説明を受けつつ、子どもたちからは「こんな綺麗な海入ったことないー!」という声が次々に聞こえてきました。リーダーたちも大はしゃぎ。キャンパーと一緒に海を楽しみました。

そして待ちに待ったスノーケリング!班に分かれてサンゴを見たり、お魚を見たり。透明度が高く澄んだ海の中には小さな生態系がたくさんありました。3日目のスノーケリングではウミガメを間近で見ることもでき、普段は見ることのできない野生の動物とたくさん触れ合う時間となりました。

キャンプ泊はビーチのすぐ近くにテントをはり、海の音を聞きながらという素晴らしいロケーションでした。夕食をみんなで作り、食べ終わった後、サンセットを見にビーチへ。一面に広がるオレンジ色の光と海面のコントラストは、行った人にしかわからない美しいものでした。

しかし、マリンキャンプは森の中でのキャンプとは違い、アリや地面の寝心地など気になることも多く、子どもたちもリーダーからも不満の声も上がっていました。それもいい経験でしょ!と声を掛け合い、滅多にないマリンキャンプを楽しみました。海の音で起きる朝は最高でした。

バーベキューやお楽しみ会、カメラマンのカズさんとも仲良くなり、みんなで写真の取り合いもしました。4泊5日だからこその仲の良さ、性別や年齢の枠を超えた友情が見えた空間でした。みんなで見た満天の星空は忘れられないものになったのではないでしょうか。

最後の最後まで気を抜かず、お部屋の掃除をし、船で渡嘉敷島を後に。実は2024年夏プログラムの中で最も片付け・掃除をスムーズにできていたプログラムで、施設の方からもお褒めの言葉をいただくことができました。これも異年齢交流の中でお互いに思いやる気持ちを持てていたからなのではないでしょうか。那覇に戻り昼食を取ると、お待ちかねのお土産タイム。各班リーダーと一緒に時間を目一杯使い、国際通りでお土産の購入を楽しみました。

お土産購入後は那覇空港に向かい、プログラムのラップアップ。楽しかったこと、印象に残っていることを参加者間で話したり、各リーダーから参加者にお話もありました。飛行機に搭乗すると、往路とは違いみんな一瞬で眠りに。東京までが短かった!という声も聞こえました。

26名の参加者たちと過ごした4泊5日の時間は、キャンプシップにとっても新しい発見がたくさんありました。小学1年生から中学1年生という広い年齢層であったものの、チームとしての一体感はピカイチでした。キャンパーのみんなにとって沖縄の離島での体験が大切な思い出になっていることを願っています。また会おうね!

沖縄 渡嘉敷島 ケラマブルーの 海で過ごす5日間