3月29日から31日にかけて、長野県志賀高原にて2泊3日スキーキャンプを開催しました!
この春のスキーシーズンを締めくくる本プログラムには、スキーがはじめての子から、これまで何度か滑った経験のある子まで、幅広いレベルの子どもたちが集まりました。それぞれのペースで「自分の滑りを知り、選び、伸ばす」ことをテーマに、春の穏やかな雪山で過ごした3日間の様子をお届けします!
プログラムのハイライト
1日目
朝、東京駅に集合した子どもたち。初参加で緊張気味の子、久しぶりにリーダーや友達と再会して笑顔になる子。色々な表情が入り混じる中、いよいよ志賀高原へ向けて出発です!
春休み最後のタイミングということもあり、「もうすぐ新学年なんだ」「学校でこんなことがあってね」といった話題もあちこちで飛び交っていました。

飯山駅からは貸し切りバスに乗り換え、山に登っていくにつれ、車窓から見える景色が少しずつ雪景色へと変わっていきます。「雪だ!」「まだこんなに残ってるんだ!」と、あちこちから歓声が上がりました。春とはいえ、志賀高原はまだまだ白銀の世界。窓の外に広がる雪山に、子どもたちのスキーへの期待も一気に高まっていきます。


ゲレンデ隣接のロッジに到着後は、荷物を置いて、昼食!その後スキーウェアに着替えてブーツの装着へ。ウェアの下に着るものや、スキーブーツの履き方は、リーダーが一人ひとり確認していきます。はじめての子にとっては、ブーツを履くだけでもひと仕事。「これで合ってる?」「きつくない?」と声をかけ合いながら、全員が準備を整えました。

念入りにストレッチを行い、レベル別の班に分かれてスキースタートです!
はじめての子は、板の履き方や転び方、立ち上がり方といった基本からゆっくりと。経験者は、フォームや曲がり方を意識しながら、より安定した滑りを目指していきます。

春の雪は水を含んでいて少し重たいものの、転んでも痛くなりにくく、初心者にとってはとても挑戦しやすい雪質です。「一人で止まれた!」「今のターンいい感じだった!」ゲレンデのあちこちからそんな声が聞こえてきました。


リフト営業終了までスキーを楽しみ、その後はゲレンデを広く使って雪遊び。そりで競争したり、雪合戦をしたり、大きな雪だるまを協力して作ったり。思い思いに春の雪を楽しみました。
お風呂と夕食を終えたあとは、自由時間。カードゲームをしたり、ミサンガを作ったり、窓の外の星空を眺めたり、部屋でおしゃべりを楽しんだり。それぞれのペースで夜のひとときを過ごしました。

2日目
盛りだくさんの2日目が始まります。リーダーよりも早く起きている子が何人も!2日目の朝とは思えないほど、班の中には自然と友情生まれている様子が見られました。
朝ごはんをしっかり食べて、今日もスキーへ。
前日の滑りをもとに滑走班を再編し、それぞれのレベルにより合わせて上達を目指します。
春の志賀高原は、晴れた日には遠くの山々まで見渡せるほど視界が開けていて、滑りながら見える景色も格別です。

お昼ご飯をはさんで午後の滑走を終えると、ここからは選択活動の時間です。
「もっと滑りたい!」という子はリーダーと一緒にグループ滑走へ。
難しいコースに挑戦する子が多く、滑り出す前にはリーダーとコースをしっかり確認しました。子どもたち同士の助け合いや声かけが多く見られ、引率したリーダーもとても感動したスキー滑走になりました。

雪遊びをしたい子は、広いゲレンデでそりや雪合戦。雪だるまやかまくらを一生懸命作る子たちもいました!


お汁粉づくりをするグループもありました。
お湯を沸かし、あんこを溶いてお餅を入れます。「火の強さはこれくらいでいい?」「あんこもう少し入れよう!」と試行錯誤しながら作り上げていきます。外から帰ってきた子どもたちも合流し、冷えた体にしみわたる温かいお汁粉をみんなで囲みました。


お風呂と夕食を終えたら、最終日の今夜はキャンプシップパーティの時間!
今回のお楽しみ企画は『謎解き』。班ごとに協力して謎を解くとお宝にたどり着きます。年少の子どもたちも自分なりの役割を見つけて活躍し、年長の子どもたちは下の子をさりげなくフォロー。異年齢のチームだからこそ生まれる一体感がありました。


3日目
ついに迎えた最終日。部屋を覗きにいくと、すでに自分たちで布団を片付けたり、手際よく荷物をまとめたり、自然と声を掛け合う姿が見られました。初日と比べて、子どもたち一人ひとりの動きに頼もしさが加わっていて、リーダーたちも成長を感じる朝となりました。
朝ごはんを済ませたら、いよいよ最後の滑走へ。
ブーツの着脱もすっかりスムーズになり、準備が整った子からゲレンデに向かいます。
初日は斜面に立つのも不安そうだった子が、自分でリフトに乗り、自分でコースを選び、転んでも自分で立ち上がってまた滑り出していきます。その姿から、この2泊3日で積み重ねてきた経験と自信が伝わってきました。

滑走を終えてロッジに戻ったら、昼食です。
「もう帰るのか…」と名残を惜しむ声があちこちから聞こえてきます。


お土産を買って、帰りの新幹線に乗り込みます。
車内では、残り少ない時間を惜しむように、おしゃべりやカードゲームを楽しむ子どもたち。出会ったばかりの3日前とは別人のように、自然に名前を呼び合い、笑い合う姿があちこちで見られました。



最後に
シーズンラストのこのプログラムでは、それぞれのレベルに合った挑戦を大切にしました。はじめての子にとっては、「滑れた」「止まれた」という成功体験が、きっとこれからの自信の土台になっていくはずです。経験のある子にとっては、次の一歩に挑めた時間が、「次はもっと上手くなりたい」という気持ちにつながっていたら嬉しく思います。
そして何より、友だちと、リーダーと、雪の上を滑り、全力で遊ぶ——親御さんから離れて新しい友だちと生活した時間の中で、子どもたちは技術以上に大きな何かを持ち帰ってくれたのではないかと感じています。
またキャンプシップで会おうね!!!
