創業2周年を迎えて。

こんにちは!キャンプシップアカデミー代表の赤木(トム)です。

今日、5月19日はキャンプシップアカデミーの創業記念日です。今日で会社は2周年を迎えました。

2周年記念日の今日は、危うく創業記念日であることを忘れるくらい、いつもと変わらぬ日常を過ごしました。

運営メンバーは八ヶ岳に出張し、今年のサマーキャンプの目玉コンテンツの一つとなるカヤックのテストを実施!雨模様だった東京とは打って変わって八ヶ岳の春は新緑が美しく、空気が透き通り、最高の天気でした。

本当に何もないところから始まった

キャンプシップアカデミーの2年前は、何を隠そうまだ一度もプログラムを開催したこともない、この世に存在しないサービスでした。

2年前の社内のミーティングメモには、「Instagramのセットアップを行う」という宿題が、、、

当時まだInstagramのフォロワーが0人だったところから始まり、今日の時点でのフォロワーは4,236名。

プログラムを開催するのに欠かせないリーダーも当時はまだ1名もいませんでしたが、現在の登録者は100名超。

そして、キャンプシップアカデミーに会員登録してくださっているお客様は約1,000名となりました。

これらの数字がすごいかどうかは分かりませんが、毎日の活動の積み重ねでここまで登ってこれたことに、感慨深さと嬉しさを感じています。

私たちが大切にしていること

起業した初日から、私たちが大切にしていることがいくつかあります。どれも当たり前のことですが、「当たり前を当たり前にやること」を貫いてきました。

1つ目、「誰の何の課題を解決しているのか」を問い続けること。

私たちは、

誰の:共働きなどで忙しい親の
何の課題:我が子に十分な体験をさせてあげられていないという課題

を解決するために、現代の子どもたちに不足している「自然体験」を企画し、子どもたちの好奇心や探究力、自立や協調性を育む機会を提供してきました。

とにかく愚直に、しつこく以下のような問いを重ねて検証を繰り返してきました。

  • そもそもこういった課題が実在するのか
  • これらの課題は、お金を出すほど深い課題か
  • 私たちのサービスでその課題は解決されるか
  • お客様は、本質的に何に価値を感じるのか
  • 私たちは、子ども向けの自然体験を届けられるのか

これまで行ってきたすべての活動は、これらの問いに答えるためのものです。旅行業の免許を取得し、ホームページをゼロから作り直し、リーダー教育に努め、お客様のお問い合わせには可能な限り即時に対応する etc.

2つ目、「あらゆるところから挙がってくる課題・問題は全てリストに蓄積し、必ず次回までに解決する」

集合・解散時に保護者の方からいただく生の声、アンケート結果、顧客インタビュー、子どもたちの純粋な声、これら全てに対し、できる最大限の改善を重ねてきました。

社内には、KPTと呼ばれる課題リストが存在し、今日の時点で貯まった課題の数は436個あります。

K: Keep(継続すること)
P: Problem(改善すること)
T: Try(次回挑戦すること)

3つ目、「運営している私たち自身が、ワクワクすること、心から楽しいと思えることをやる」

会社運営は、ともすると売上や利益の追求に走りがちです。

もちろんそれも大切ですが、私たちは「顧客が求めていること」に加えて「自分たちがやりたいこと・やるべきだと思うこと」に正直に向き合いプログラムを創ってきました。

この文化は、プログラムを支えてくれているリーダーたちにも脈々と受け継がれています。

リーダー全員が主体性を持って「自ら考えて動く」文化、積極的に「子どものやりたい」を引き出す姿勢、年齢や経験に左右されないフラットな人間関係、自分自身が何より楽しみ、裏方ではなく主役としてプログラムを作る意識、これらがキャンプシップアカデミーの競争の源泉です。

創業期の不確実性が高い時期に素敵なリーダーに出会えたこと、これが何より幸運だったと今振り返ると思います。これまで出会ったすべてのリーダーに感謝!ありがとう!

そして、「最高のリーダーたちが作るプログラム」が最も誇れるキャンプシップアカデミーらしさです。

目指す世界観

私たちキャンプシップアカデミーは、日本の自然体験に変革を起こしていきます。

日本で最も"かっこいい"キッズキャンプのブランドとして、親元を離れてキャンプに行くことが子どもにとって心から楽しく、人生において大切な価値観を得る場、人格形成の場になることを目指します。

また、送り出す保護者にとっても、信頼できる運営体制、エネルギッシュで経験値の高いリーダー、必要な情報に透明性高くアクセスできる仕組みがあることで、「子どもをキャンプに送り出す本質的な価値」が相対的に高まる世界を実現していきます。

この意識変容が、やがて学校教育にも伝搬し、「探究力」や「体験」が重んじられる現代の教育において私たちのような自然体験活動が学校教育の一つの軸になっていくことを願っています。

まだまだ始まったばかりの私たちの取り組みは、子どもたちの命を預かる、非常に責任重大なサービスです。

その覚悟と初心を忘れずに、日々サービスの改善に努めていきます。

これからも、キャンプシップアカデミーをどうぞよろしくお願いします!

2025年5月19日
代表取締役
赤木努

創業2周年を迎えて。