2025春スキーキャンプ@志賀高原

2025年春スキー最後となる、2泊3日の志賀プログラム。

早朝の渋谷は小雨が降り、傘を差してお見送りするご家族に手を振りながらの出発となりました。

バス車内では、リーダーの自己紹介がすかさず始まります。特徴的な自己紹介に笑い合い、おやつタイムを挟んだころにはもうウキウキのテンションが隠せません。休憩でバスを降りるたび、だんだん雪が近づいてくる気配に「さむーい!」とテンションが上がってくる参加者、とっても元気!
あっという間に志賀一井ホテルに到着。昼食後はすかさずスキーへ向かいます。冬のゲレンデとは違う、春晴れのなかでのスキーで気分も爽快です。

夜には星空観察…のはずが、おやおやクレバス探検!?まだまだ滑り足りない参加者、リーダーたちは小さな雪山を何度も笑い転げながらダッシュで登頂したり、深い深い雪山の割れ目を覗き込んでから逃げるように滑り降りたり。日が暮れても元気が尽きることはありません。

2日目は朝ご飯のあと、すぐにゲレンデへ出かけます。昨日はスキー靴や板に苦戦していた班も、なんだか慣れた様子。検定を受ける受けないに関わらず、コーチのお話を聞きながらどんどん滑ります。最初のスタート地点である一ノ瀬ファミリーゲレンデから少し離れた天狗コース、タンネの森オコジョゲレンデへ挑戦しにいく班をいくつも見送りました。

一方、午後は突然の大雪。顔が寒い!だけど滑りたい!という嬉しい悲鳴がいくつも上がり、参加者の根気強さが現れた瞬間でした。

この日はスキーレッスンと検定が終われば、雪遊び、自由滑走、お汁粉作り、ちょっと休憩😴と各自がやりたいことを決めました。お汁粉会場の混み具合はさながらバーゲンセール。年長者と年少者が協力してお鍋をかき混ぜるほっこりシーンに胸が温まります。レシピ(しおり)を貸してくれる参加者、休憩組を呼びに行く参加者など細やかな役割をいつのまにか分担していて、お汁粉をのんびりすする私と比べ、一体どちらが ”リーダー” なのかわからなくなりそう。お夕飯とお風呂が終われば、お待ちかねのお楽しみ会です。「いったい何がお楽しみなの〜?」とこの日何度聞かれたことか。その答えは、いっちー飼育員が招待した6匹の動物たち(リーダー)とともに、どうぶつレースに参加すること!それぞれの動物の歩き方を真似して、リレー形式で広間を順番に駆け抜けました。

そして今日はプログラム最後の夜。昨晩「お母さんと会えない」と泣きそうになっていた参加者が、この日は「寝たくない」と生活部屋トークに熱中していたようです。

最終日の朝はドタバタです。夜更かしの気配を漂わせながら、お部屋をきれいに片付け、またまたまたスキーへ。もはやどのリフトに乗ればいいのかもみなさんすっかりご承知で、コースや並び順を自分たちで相談し、転んだ仲間がいれば助けに向かう。最後の滑走でゲレンデを縦横無尽に楽しむ参加者たちでした。

帰着した渋谷もゲレンデに負けない寒さで驚きました。プログラムで知り合った仲間同士で「またね」と手を振りひとりずつ帰っていく参加者。その姿を見送る間、リーダーたちは「また会えるかなぁ」「会いたいね」と呟きあっていたんですよ。

参加者の皆さまと出会ったことでリーダーも成長しています。互いに元気な再会を果たしましょう。また次のプログラムでお待ちしております!

2025春スキーキャンプ@志賀高原