今回はにいなにキャンプシップアカデミーでのリーダー経験について聞いてみました。
数ある選択肢の中で、なぜキャンプシップアカデミーに参加しようと思ったのですか?
弟がいて、従兄弟もほぼ年下で、家族の中で年長者として昔からすごしてきて小さいことの関わりも多く、子供と関わることが好きだったのでまず興味を持ちました。そして、自分も過去にアメリカに住んでいた際にサマーキャンプに参加した経験があり、その時のリーダーとの思い出は今でも覚えているくらい楽しくて充実したものでした。自分も子供たちにとって、そんな思い出の一員となれたらなと思い参加を決意しました。
なぜ、複数回リーダーとして参加しようと思ったのですか?
初参加したのは2024年夏の八ヶ岳の時で、真夏の暑さと小学生の体力に驚かされ、最後の方なんて私の方が子供たちから元気を貰っていました。大変だったけど、すごく充実していて、私自身その経験を通して子供との接し方に限らずたくさん学ぶことがありました。また、同じリーダーのみんなや運営の方も素晴らしい方たちばかりで、ご迷惑をおかけしてばかりだったとは思いますが、最後までフォローして下さってとても心強かったです。そんな夏を経て、冬はこの経験を活かして子供たちにとってより楽しいと思ってもらえるリーダーになれるように、ある意味リベンジのような気持ちで参加をしました。回数を重ねるうちに大変さよりも、子供たちとの時間が楽しい!と思うことが増え、気づけば私にとって毎長期休みの必須行事になりつつあります。
プログラムで最も思い出に残っていることは何ですか?
些細なことではありますが、2回目、3回目と回数を重ねるうちに、何度が参加している子達が私のことを覚えていてくれてるのがとても嬉しいです。
そして直近の蔵王プログラムでは濃霧の日があり、本当に1寸先も見えづらい状況でした。そんな中のスキーで、子供たちも不安かなー、と思っていたら「ホワイトアウトだ!」「ワクワクするね!」とこんな状況すら楽しんでいて、もはや尊敬してしまうくらいでした。滑走中もみんなで目立つ色のウェアの子を目印に固まって滑ったのはいい思い出です。
プログラム中に最もチャレンジングだったことはどんなことですか?
チャレンジングだったことといえば、2025年始の志賀高原でのスキープログラムを思い出します。未経験の班を担当する時間がほとんどでしたが、みんな上達速度もバラバラで、モチベーションも様々で。もっと滑りたい!な子もいれば、もう無理だよー、、な子もいてみんなをどう鼓舞して盛り上げられるか、すごく悩んだ覚えがあります。
また、初回の八ヶ岳のときは私が暑さに弱すぎるのと、小学生の体力を甘く見ていたのもあり体力的には1番チャレンジングでした。
あなたが考える、キャンプシップアカデミーのリーダーの役割とは?
少し年上の仲間、が本当に的確な言葉だと思っています。学校の先生とは違うし、でも安全面的にも言うことを聞いてもらわなきゃいけない時もある。子供たちと同じ目線で楽しむことはめいっぱい楽しんで、ちゃんとするところはちゃんとする。そんな風に私もなりたいし、それが私たちの役割なんじゃないかなと思います。
あなたが考える、キャンプシップらしさとは?
いい意味で子供たちに干渉しすぎないところだと思います。こういった大所帯のキャンプでは全体の統率をとること自体難しく、特に年齢が低い子達が対象であれば尚更です。普通だったら少し厳しくなったり、厳格なルールが設けられたりしていてもおかしくないはず。でもキャンプシップでは、自分で考えて行動するが原則になっているように感じていて、子供の自主性や考える力を養うことが出来る場だと思っています。大人が間に入りすぎず、子供たち自身が自分たちで話して考えて楽しむというスタイルが私はとても好きです。
そして、まずはリーダーが楽しんで!とよく言っていただけますが、子供たちはもちろん、私たちも同じくらい楽しめるように考えてくださっている運営の皆様の優しさに毎度感動しています。
未来のリーダーへ一言!
初めて参加する時は私も不安でいっぱいで、あまり決まりを設けないキャンプシップらしさが逆にどう行動していいか困る時もありました。けど運営の皆様をはじめ、先輩のリーダーは必ず寄り添ってくれます。長期休みの間でいちばん充実した期間になること間違いなしなので、いつかお会い出来ることを楽しみにしています✊🏻